第94章 無数の死に様

杉浦正弘はまだ何か言い足りない様子だったが、警備員に「ご案内」されて、そのまま下げられた。

松下浩史がようやく場を立て直す。

「よーし……抽選パートは終了! ここから正式に、第一ラウンドの演技に入ります」額の汗を拭い、「演技ゲストは順番にステージへ。罰ゲーム待ちの方は脱落者席に座って、結果をお待ちください」

スタジオの照明が組み直され、ステージ中央だけがぱっと明るくなる。

杉浦杏奈は席を立たず、最初の演技者――木村征哉が上がっていくのを見ていた。

引いたお題は「絞殺」。

木村征哉はステージ中央で大きく息を吸い込み、そのまま仰向けに倒れた。

両手で自分の喉を掴み、唇を開く。呼吸は...

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